SBIFXトレードを使ってみて私が感じたメリット、デメリット
※ここでのメリットデメリットは私が実際使用した主観によるものですので、ご意見が合わないことがあると思いますが、ご容赦ください。
※SBIFXトレードとSBI証券は別物ですので、口座開設の際はご注意ください。SBI証券でもFX取引は可能ですが、SBIFXトレードのようなメリットはありません。
SBI証券は株取引には便利な口座と私は思います!
メリット
取引通貨単位が最小1単位から取引可能
最小単位が1通貨、つまりドル円の場合1ドルからの取引が可能です。
これの取引に必要な円はいくらでしょうか?
分かりやすく1ドル110円の場合を例に挙げます。
FXには現在レバレッジを25倍までかけることができます。
したがって、1ドル=110円÷レバレッジ25倍=4.4円
つまり口座に5円あれば、取引可能となってます。
大抵のところが最小取引可能なのは1000通貨ですので、この最小単位はすごいです。
ただ、1通貨で利益を1円出すためには、1ドルで1円以上の値動きが必要なので、現実的ではありません(笑)
また、5円単位で口座に入金するのはできません(銀行によってはできるかもしれませんが、手数料が発生すると思います)
私は新しい手法などの検証を行うときに100通貨とかデモトレード代わりに利用してます。
※デモトレードは現実の動きと全く同じ会社もあれば、証券会社が提供しているデモデータによるデモトレードもあります。
●SBI FX TRADE
公式サイトです●
口座開設時に500円が振り込まれるキャンペーン
SBIFXトレードは口座開設時に、FX口座に500円が振り込まれているスタートキャンペーンが実施されています。
引用)https://www.sbifxt.co.jp/campaign/account_benefits.html
他のFX会社も口座開設キャンペーンを行ってますが、他の会社は〇万通貨取引したら、〇円キャッシュバックという、事後払いキャンペーンですが、SBIFXトレードは先に振り込まれています。
つまり、このスタート500円を利用すると最大100通貨取引可能ですので、1円もかからずスタートすることも可能です!
取引が全く最初で、操作方法が不安ならこの資金をトレードの練習用に使うのもありですね!
朝の時間のスプレッド幅の広がりが小さい。
東京市場開場前、特に月曜日朝は、取引のスプレッドが通常よりも大きく広がってます。
月曜日朝は、前の週金曜日アメリカ閉場後のニュース等で、閉場時の為替レートから離れてスタートする(窓開け)時があります。
この窓を埋めに行くトレードが有効な場合もあるのですが、スプレッドが大きく開いていると、利益が減ってしまいます。
SBIFXトレードはこの早朝スプレッドが無いのが特徴です。
ですから、東京会場前で何らかの要因で動いている時、通常のスプレッドで取引することが可能です。
取引スプレッドが狭い
ドル円の場合、他社ではスプレッドが0.3銭ですが、SBIFXトレードは0.27銭です。
たった、0.03銭ですが、繰り返しトレードしていくとそれなりに馬鹿にできない金額になりますので、やはりスプレッドは小さいに越したことはありません。
ただし、0.27銭は10000通貨までで、それ以上ですと0.29銭となるため、まあ差はほとんど見られなくなりますけど(笑)
デメリット
取引可能通貨種類が少ない
SBIFXトレードを使用する人のデメリットとして、取引可能通貨が少ないことを上げる人が結構います。
引用)https://www.sbifxt.co.jp/beginner/step03.html
他のFX取引会社などで取引通貨ペアの多さをメリットとして挙げている会社も多くあり、会社によっては50、60も取引可能な通貨ペアがある会社もあります。
SBIFXトレードは、26通貨ペアとFX会社の中では少ないです。
ただ、私は新興国通貨の取引はあまり行いませんし、この26通貨ペアで充分主要なところは抑えられていると思いますので、特に気にしてません。
早朝に30分メンテナンスが入る。
SBIFXトレードを使用するにあたって一番のデメリットと感じました。
引用)https://www.sbifxt.co.jp/beginner/step03.html
他社ではAM7:00から1分程度のメンテナンス、もしくは無い所がほとんどですが、SBIFXトレードでは毎日必ず30分のメンテンナンスが入り、その間はトレードできません。
例えば2017年9月15日の北朝鮮ミサイル。これが発射されたのは、6時57分で2分程度で70銭円高になりました。こんな時ロングポジション持っていたら、逆指決済もされず大きな損失が生じるリスクが高いです。
また、最近トランプ大統領が、何か重大発言するのも東京市場開場前に結構あり、このトレードができない時間によって思わね損失を生み出す恐れがあります。
この点が一番困っている点です。
取引アプリの使用感
SBIFXトレードにはリッチクライアント(PC用アプリ)とスマートホン用アプリ、WEB版取引ツール(ホームページ版)の3種類が用意されてます。
リッチクライアント(PCアプリ版)
〇使ってて良かった点
チャートの設定がいろいろ便利です。インジケーターも充実してますし、斜め線、平行線、フィボナッチラインなど引きやすく便利です。
その時間でのローソク足の高値、安値などが簡単に見れますので便利です。
〇いまいちなところ
決済注文入力を行う際の工程数が多い、面倒なところです。あまりスキャルピングトレードには向かない仕様です。
※即決済できる便利な方法
2WAY注文(クイック注文)の設定を「両建不可」に設定していると、持っているポジションの反対方向の発注をかけると、自動的に決済されます。
例)ロング(買い)ポジションを1000通貨保持しているときに、2WAY注文でショート(売り)を500通貨発注すると、自動的にロングポジションが500通貨分決済されます。
スマホアプリ版
〇使ってて良かった点
やはり4種類のチャートが同時に表示できるところです。
これをうまく使うと、4種類の通貨ペアを同時に表示することもできますし、1つの通貨ペアで4種類の時間足を同時に表示することも可能です。また、それぞれのチャートでインジケーターが表示することが出来ます。
〇いまいちなところ
・決済入力がてこずるのはリッチクライアントと同様。でも対策も同様。
・チャート画面から他の画面にいき、再びチャート画面に戻った時、チャートの表示にタイムラグがあり、若干びっくりする。ただ、すぐに元に戻るのでそこまで気にしなくてもいいかもしれません。
ホームページ版
まあ、アプリで端末の容量を使いたくない人用です。
操作方法はいまいちですので、デイトレード、スイングトレードなど長時間足でトレードするならありかな?と思いますが、アプリをインストールしたほうが無難だと思います。
SBIFXトレードはこんな人におすすめ
SBIFXトレードの最大の魅力は、1通貨から取引できるので、必要証拠金が少なく済むところです。
このメリットを生かすとするならば、次のような方々にお勧めです。
少額証拠金で少額トレードを行いたい人
例えば、1万円を口座に入金して500通貨でコツコツお小遣いを稼ぎたい人などは少額トレードが可能なSBIFXトレードはとても便利です。少額トレードですと、損失が出た場合も少額になるので、気持ちも余裕が出ます。
スイングトレードなど長期間ポジションを持つ人
スイングトレードは1回のトレードで大きな収益を狙うトレードスタイルです。したがって、ポジションを持ったらと決済ラインまで長期保有する機会が多くなります。そのため、ポジションと逆方向に進んだ場合、含み損を大きく抱える可能性があります。
そこでロスカット対策として十分な証拠金が必要です。
したがって、最初のうちで十分な証拠金が無い状態でスイングトレードを行いたい、練習したい場合は、少額でのポジションが良いと思います。
FXトレードを始めたばかりでトレード方法を覚えたい人
FXトレードを始めたばかりで、発注、利確などトレード方法をいろいろ覚えたい人は少額取引で手法を学んでみてはいかがでしょうか?
また、実際の資金がかかった時のプレッシャーを感じてみるのもいいかもしれません。
手法の検証をデモトレード代わりに行いたい人
私がこれをやってます。やはりデモデータでなくリアルデータで行うと、また検証の意味合いも変わってくると思います。
コメントを残す