今でも私はこのテーマで悩んでます。
ではどうして損大利小のトレードになってしまうのか?
それは、「損をしたくない」
この気持ちが一番の根底にあります。
例を上げます。
例1)
今現在10000円の含み益が出ています。さらに伸ばそうと持っていましたが、1000円ずつ減ってきて、5000円のまで減りました。
このような状況ですと、5000円利益が減ってしまったと考えがちで、持って入れば、再び10000円以上に行く可能性もありますが、0にはしたくなく、早く利益を確定したい気持ちが生まれてしまいます。
ただ、難しいのは相場の格言で「利確千人力」という言葉があります。
つまり含み益はあくまで、仮定の益であり、確定させないと利益になりません。したがってどんな状況下でも利益を確定させることがトレードで重要と言われています。
例2)今現在5000円の含み損が出ています。1000円ずつ含み損が増えていきますが、戻る可能性もあります。
このような含み損の状況下では、決済してしまうと、損失が確定してしまいます。そうすると、少しでも含み損が減ってほしい、あわよくばプラスに転じてほしいという気持ちが働き、どうしても決済に踏み切れず、含み損を拡大してしまう傾向になります。
このように、利益は減ると損した気持ちになるから、早く利確したい。損失は確定すると損が確定してしまうので、戻るまで我慢したい。このような気持ちが損大利小のトレードを引き起こしてしまいます。
それを防ぐために私が行っている対策としては次のとおりです。
- リスクリワードの設定。
- 分割決済
- 損切りラインの設定。(逆指注文)
リスクリワードの設定
リスク(損失)1に対してリワード(利益)2のトレードであれば、勝率33%つまり、3回に1回の勝利で収益プラマイゼロ。それ以上の勝率では結果的にプラスになります。
ですから、自分がいま行っているトレードの勝率、リスクリワードを把握しておくと、精神的にゆとりを感じます。
分割決済
利確は本当に難しいです。これはいろんな方がおっしゃられています。先ほど述べたリスクリワードの設定によって利確していくほうがいいのですが、あと少しで目標値に届かず、残念な結果になってしまうこともあります。
ですから、私はある程度の目安に到達したら分割決済を入れて、利益を確定していきます。全体の利益は下がってしまいますが、少なくとも利益は確定できてます。
損切ラインの設定
自分の成行で決済が遅れたり、含み損を増やしてしまうなら、決済の逆指注文を入れて機械的に損切をすることにしてみてはいかがでしょうか?
私の場合、エントリー時に撤収ポイント、損切ラインを設定してエントリーしますので、この逆指決済は重宝してます。
ただ、注意点は自分の都合で逆指値をさらに損失が大きくなるほうにずらさないようにしたほうがいいです。でないと逆指いれてる意味ありませんから(笑)
コメントを残す